スギヨロ

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【感想】『リアル』はまさに「リアル」そのものを漫画にした作品

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(出典:リアル)

 

 

スラムダンクを描いた井上雄彦さんのもう一つのバスケ漫画です。


前々から「おもしろい」と評判でしたが、いざ読んで見たら、

 

 

おもしろい

 

 

けど、


スラムダンクのようなおもしろさではなく、他の漫画にはない魅力があるという意味で”おもしろい”です。

その魅力とはタイトルの通り、やけに話が”リアル”なんですよね。


なので人によっては後味の悪い漫画と思うかもしれません。実際僕も、読んだあとはなんかモヤモヤした気分でいっぱいになりましたし。

 

 

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どんな話か

バスケをやめてから何をやってもうまくいかなくなってしまった男・野宮朋美。ある日、古ぼけた体育館でひたむきにトレーニングをする車イスの男・戸川清春と出会った……。「バスケットボール」というスポーツから様々な人間模様が絡みあい、物語はゆっくりと進み始める……。今度どうなるのか、彼らの「リアル」に刮目せよ!

(引用:週刊ヤングジャンプ公式サイト)

 

まず主人公が3人います。

 

1人目、野宮朋美

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(出典:リアル)

 

読んでいるとスラムダンクの桜木花道の雰囲気を感じます。


見た目は怖いけど陽気な性格をしている人物です。

こんな見た目ですが一応高校生で、西高校で真剣にバスケに取り組んでいました。

けどある日、後輩がチームメイトの高橋たちのいじめによって辞めたことに気がつき、高橋たちに暴力を振るい停学。

そして、バスケができなくなり夜の街でナンパした女の子をバイクに乗せますが、交通事故に遭ってしまいその女の子を歩けない体にしてしまいます。

 
そしてそのまま退学と...

 

もうめちゃくちゃな人生を送っています。

 

次。2人目の戸川清春

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(出典:リアル)

 

スラムダンクの三井に似てます。

父子家庭で、ピアニストになりたかった父の影響でピアノを教わりながら育ちます。

しかし中学校で短距離走に出会い、次第にピアノより短距離走をやりたい思いが強くなり、ピアノをやめて陸上部に入部しました。

短距離走では全国に出るほどの選手になりますが、膝に激痛を感じるようになり、決勝のレース中に症状が悪化。右膝関節から下を切断する手術をしました。


それから家に引きこもるようになりますが、トラとヤマに出会い車イスバスケをはじめます。

 

戸川は野宮と違って車イスでバスケをします。

 

そして3人目、高橋久信

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(出典:リアル)

 

何事もそつなくこなし勉強もでき、スポーツもでき、容姿もいい。

けどプライドが高く、人をランク付けして人を見下す性格の悪いやつ(個人的な考え)

西高のバスケ部で、努力する野宮とは違いうまく練習をサボっていた。


けどある日、盗んだ自転車で交通事故に遭い下半身付随になります。

 

 

野宮、戸川、高橋。

この3人がバスケを通じていろんな人と関わり、そして苦しい挫折を味わう話になっています。

 

リアルの魅力

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(出典:リアル)

 

なんといっても、

 

話がリアル

 

てか重い。

漫画といったら、夢が溢れていてキラキラしているものですが、リアルはその真逆で、現実はもっと過酷でかっこ悪いって感じです。

 

まさにリアル(現実)を描いた漫画です。

 

けどこの漫画は車椅子を題材にしているので、

  • 人を下半身付随にしてしまう
  • 突然足を切断することになる
  • 車いす生活になったときの周りの視線
  • 今までやっていたスポーツができなくなる
  • 健常者と障害者の立場

 

と読むたびに考えさせられる場面がたくさん出てくるんですが、正直自分の考えがまとまらず、これらに対して何を書いたらいいか分かりません。

 

とにかく言えるのは、リアルは話がリアルすぎて考えさせられる。


決してよくあるサクセスストーリーのような話ではないってことです。

 

まとめ

話はすっごいリアルだし、主人公と関わる登場人物もキャラがしっかりしている、絵もうまいし感情移入しやすいです。

 

そんなリアルは、障害者バスケを題材にした”リアル”そのものを漫画にした作品です。

”おもしろい”という表現が正しいかどうかは分かりませんが、漫画として素晴らしい作品だと思います。

 

ぜひ読んでみてください。